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移住する?

車の輸出その3

今回のお題は エアコンガスです。
ま、これはほとんどの人には関係ないかと思いますが、古い車のエアコンに含まれているフロンガスが、ばっちりオーストラリアの輸入禁止物質に該当します。

禁止ガスにもいろいろあるらしく、

・R12 これはバリバリのフロンガス
・R134a これは代替フロンとして登場した物ですが、温暖化係数が高く2010年全廃予定。

が代表的なようです。
エアコンガスの種類については、ボンネットを開けるとエアコンの配管があって、どこかにガスの種類と量をあらわすプレートがついているはずなので、そこを見ればわかります。

今回送る車は1992年製なので、ばっちりR12で、これはどうやってももう抜き取るしかないようです。ちなみにR134aであれば、除外規定のような物で環境省の許可をとって持ち込む事ができるようです。

ちなみに抜いてしまうとエアコンが効かなくなってしまうので、向こうについてから補充してもらうことになります。もちろんR12はもう使えないのですが、HC系でR12と互換性のあるエアコンガスと言うのも登場しているらしいので、古い車がやまのように走ってるオーストラリアでは広く出回ってると思うので、それを入れることになりそうです。

ニュージーランドやタスマニアなんかだとエアコンなんて要らないのかもしれませんが、さすがにアデレードの夏はエアコン無しじゃきびしいそう。やれやれ 余計な出費が・・・・

追記:
R12使用車(目安は94年より前か後か。92年製の場合は間違いなく該当)の車の場合は、オゾン層破壊物質が含まれているため、完全禁止。持ち込む場合は、ガスの撤去のほかに、R12専用部品(レシーバドライヤー:再液化とバルブ)を撤去する必要があります。KCCの場合は合計1万5千円+TAXとなります。R134aはオゾン層破壊係数はゼロですが、温暖化係数がものすごく高いので原則禁止の方向ですが、ライセンスを持った業者が、持ち込む数量を報告して、分量あたりの税を払う事で、例外として持ち込む事ができるようです。

なお、取り外したレシーバードライヤーとバルブは車内に積んでおいてくれるので、向こうへ行ってからそのまま取り付けて、FR12という 温暖化もオゾン層破壊も起こさずに、R12用クーラーに改造無しに使える便利な物がありますので、通関後またまた取り付けてガスを入れる事でエアコンが使用できるようになります。
by trancoso | 2006-07-10 11:49 | 車の輸入手続 | Comments(3)
Commented by RNS-W at 2006-07-11 09:03 x
知人の方は3日で乗れるようになったんですか?!私の知り合いは1ヶ月待たされたと言っていたので、心配になっていました。
もしよかったら、 trancosoさんの知っているカスタムブローカーがあったら教えていただけますか?
主人はなかなか調べてくれなくて…どこがいいのか迷っています。。。
いろいろ聞いてごめんなさい。
お互い頑張りましょうね☆
Commented by trancoso at 2006-07-12 11:35
すみません、知人の話ですが、船到着から通関完了まで3日検査登録に2日かかっていました。アデレードの方で、通関業者と検査代行は現地で探したといってましたので、詳しくはわかりません。

ただ、日本の中古車輸入をやっている業者だと、同様の手続きを手馴れているので簡単に済むんじゃないかと思います。改造と検査登録代行を一緒にやってくれる所がベストだと思います。
Commented by RNS-W at 2006-07-12 21:22 x
ありがとうございます。
何件か、見積もりあったって見ます。
お互い無事、車が手に入るといいですね!
頑張りましょう!
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日本も好きだけど、もう少しだけスローな生活がしたい。というわけで、オーストラリアはアデレードへ移住してみました。とりあえず仕事はみつかったんだけどどうなる事やら?

by trancoso
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